1円でも中古車を高く売るコツ
愛車を買い替える、または売却する際どのようにして売ったら良いか、迷っている方への一番良い方法をアドバイスさせていただきます。
今自分の車がいくらで売れるのか、またはお金になるのかという疑問は、いくらネットで調べても実際のところはわかりません。 車を一番高く売る方法としてはいくつかの方法があります。
- 業者に出張査定をしてもらう。
- 個人売買(ヤフオク等)で出品する。
- 新しく買う車の業者で下取りしてもらう。
この3つの方法は全て正しいといえます。
ですが、その中でも業者に査定をしてもらう出張査定がオススメです!では高く売るコツなどを説明していきます。
業者に出張査定してもらう。
ネットでよくある一括査定など利用し最低でも3社くらいから査定をしてもらい、一番高い価格をつけた業者に買い取ってもらう方法です。
この方法では現状の一番高い査定価格がはっきり出るのと、業者からアプローチをかけてくるので、業者を探さなくてもいいという点があります。
注意点
ネット上から申込みをするわけですが、ここで気を付ける点としては、サイトによって個人情報が保険会社など他の部門にも共有登録されてしまうこともあります。同意チェックなど必ず目を通して確認した上で、登録をしてください。
申込みした後、各業者からのアプローチが、電話やメールなどで連絡が来るので、対応するのが結構大変かもしれません。面倒ですがうまく対応して各業者に査定をしてもらえるようにしましょう。この作業によって1円でも高い査定価格で、納得のできる業者に売ることができるので、頑張って取り組みましょう。
実際に査定に来てもらったら、価格の交渉はせずに、はっきりした買い取価格を出してもらい、いつまでその査定が有効なのかしっかり確認しましょう。
ここでポイント
業者から「いくらぐらいだったらお売りいただけますか?」と聞かれても、〇〇万円くらいが希望です、などとは言わずに、「一番高い査定価格で売りたい。」というだけにしてください。 さらに「今お売りいただければこの価格で買い取ります。今じゃないとこの価格より下がります。」などと言われた場合、その言葉に惑わされず別の業者の査定も受けてください。
しかし、すでに何社か査定をしていて、明らかに査定価格が高い場合はそこで売ってしまうのも査定をしたタイミング的に、有りだと思います。
査定を受ける際の確認事項
業者によって査定価格にリサイクル料金や税金を含むか、別になるのか、返金請求(売った車に後に不具合があった時など)の扱いはどうなるか、必ず確認しましょう。
リサイクル料金
自動車リサイクル法が施行されたことにより、自動車リサイクル料金というものを、車の所有者が前払いで支払う義務があります。
現在乗っている車には大体リサイクル料金を購入時に払っている状態です。車を廃車しない限りリサイクル料金は購入時に支払った人へ帰ってきます。
多くの場合で、このリサイクル料金を含んだコミコミの金額を提示してくると思いますが、 査定価格が出るときに必ず、「リサイクル料金は込みですか?別途いただけるんですか?」と確認するようにしてください。
自動車税の残月分
毎年5月ごろに納付書がくる「自動車税」ですが、このとき支払っている金額は、その年の4月1日から翌年3月31日の1年分を納めます。そのため、年度の途中で自動車を売却する場合には、残りの月割分を受け取ることが可能です。
査定価格を教えてもらうときは、必ず、「自動車税の残月分は込みですか?別途いただけるんですか?」と確認するようにしましょう。
返金請求
業者が査定する際、車の情報(走行距離、色、装備、グレード等)を確認すると同時に、修復歴がないか、機関系のトラブルはないかなど車両状態もチェックします。しかし、ここは査定員の個人差もあるので、査定時に問題ないという判断をしても、後に重大な瑕疵が発覚した際に、後から返金請求してくるということが業者によっては実際あります。
修復歴や不具合箇所はわかっていれば事前にしっかりと伝えておきましょう。業者ごとに、返金請求の件もしっかり確認しておきましょう。
売る前の車の準備
査定員も人間なので第一印象はとても重要だと思います。 査定してもらう前に洗車と内装の掃除をしておきましょう。お金をかけてコーティングなどはする必要はありません。ある程度きれいな状態であれば必要ありませんが、あまりにも汚れている場合は、自身でできる範囲でキレイにしておきましょう。
簡単に外せる社外品は別にしてパーツとして売ったほうが得です!!
外しやすいアルミホイールなどは純正品があれば、純正品に戻して買い取ってもらいましょう。ナビなど無いと不便になってしまうものや、取り外しが困難なものはそのままにしておいたほうがいいでしょう。
アルミホイールなどのドレスアップ用品は人それぞれの好みがありますので、いくら高い社外品をつけていてもその分の買い取り価格はあまり変わらないのが現状です。
社外パーツは、その価値を評価する人が買っていくので、面倒ではありますが、ヤフオク等の個人売買などで売ったほうがいいでしょう。
傷やへこみは直しておいたほうがいいの?
NOです!
ダメージは直すと必ず費用がかかりますので、査定でマイナスになるとしてもそのままの状態で価格を出してもらいましょう。
というのも、一般ユーザーで修理を依頼して直すよりも、業者独自のルートや自社で修理したほうが、確実に安く仕上がるので、修理代を上乗せした買い取り額は期待できないという事です。
車検の残りが少ない場合は車検をとってから買い取ってもらった方がいいの?
NOです!
車検は残り少なくても、すでに切れていてもそのまま買い取ってもらいましょう。 こちらも買い取った業者が車検をいつのタイミングで通すのか、切れたまま在庫で置いて、売れてから車検を通すなどするので、車検取り立てだから査定価格が極端に上がるということはあまり期待できません。
付属品
車の取扱説明書や保証書などの書類関係やスペアキーなど、社外品に変えた部分の純正パーツなども有れば確実に伝えてアピールしましょう。付属品によっては無いとマイナス査定になってしまう可能性があります。
車を売るタイミングはいつがベスト?
よく車を売るタイミングは決算期がいいとか、年度末がいいとか聞きますが、一番のタイミングは自身の売りたいときです。
車検が切れるから、ほしい車に買い替えたいから、故障したから、など個々の色々な都合があると思いますが、それでいいと思います。
ベストは自身のタイミングです。